バンド内外の諸般の事情が重なり昨年末のライブはなく、珍しく2月のライブとなりました。ここのライブハウスは、ギター、ベース、ドラムスはPAを通さないアンプ直出しと生音。おかげでリハーサルの時に、PA経由のボーカルに合わせて細かく自分たちで音量調整できます。taka-pの細かい指示で「ベース20%小さく、ギターはソロそのままでバッキング時は20%小さく、ドラムスはバスドラ以外10%小さく」みたいな感じ。ドラムスだけはプレイ自体を加減する必要があるので辛いかな?。そういう風なPAを通さない生音(要は練習スタジオと同じ)なのに不思議とそれなりにいい音がします。自分たちの音は聴くことができないので、他のバンドの音を聴いての感想ですが・・・。
曲は1回やっただけのカバー曲に、ずいぶん久しぶりのS.M.と上海Moonlightを加えた4曲。しかも諸般の事情で、たぶんバンド始まって以来初の前日の1回のみの練習で本番に臨みました。そんな風だから出来は悲惨でした。ただmitchはDesperadoでの独りコーラスに味をしめ、S.M.でコーラスアレンジを加えましたが、これはなかなかいいかな。shunjiも今回エフェクターを一新。最近使ってたマルチエフェクターは音痩せするそうで、シンプルな自作エフェクトボードに変わりました。おかげで2年前とはバンド全体の音も随分変わり、すっかり良くなりました。mitchの新キーボードも他のバンドに貸したせいで今回初めて客席から聴いたけど、前(KORG M1)よりスリムでタイトな抜けのいい音!。価格も重さも前の半分以下なのにね。それらのせいじゃないけど、今回のステージはかなり評判が良かったです。メンバからするとひどい演奏ですけどね(苦笑)。
あと、客席からビデオを回してたんですが上海Moonlightの時に「プログレみたいやな。イエスとかクリムゾンみたい」という客席の声を拾っていて、思わずニンマリとしてしまいました。だって、そういうプログレを意識して作ったんだから。
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